こんにちは。
「寒波は来るのか?」なんて言っていたら
今朝は物凄い寒さでした。
おまけに強い北風( ;∀;)
寒くなると富士山がとても綺麗に見えます。
今日は早朝からお餅つき♪
食べる事ならまかせとき!
寒い朝も苦にはならない5時起きのふたばであります。
お餅つきは3時間程度で無事終了しまして
私の野菜作りの先生が
しめ縄を作るというので見せていただきました。
見るだけではなく、実際作る事になったのですが
難しい反面、今まで知らなかった事を
沢山教えていただきました。
では、参りましょう(*’▽’)
ようこそ!ふたば家の菜園へ(番外編)
正直、しめ縄や正月飾りに
興味を持たなかったのですが
今年は先生が毎年手作りしていると知って
どういう風の吹き回しか
早くから「見せてくれ」「いつ作る?」と
騒いでいました。
縁起の良い正月飾り、昔からあるしめ縄飾りを
念願かなって本日見学となりました。
手作りしている家庭ごと、地域ごとに
特色があると思いますが、
私の先生はどんなしめ縄を作るのでしょうか?
楽しみです(*^^*)
目次
しめ縄の材料と用意する道具
竹
藁(わら)
ヒモ
ゆずり葉
しめ(神社で頂く白い紙)
橙(ダイダイ)
うらじろ(シダで、葉の裏が白い)
ハサミ
のこぎり
木槌
ホッチキス
針金
結構用意するものが多いですね(*’▽’)
しめ縄飾りの作り方
準備
①藁の中央から先端にかけて木槌でたたいて
柔らかくしておきます。
こうすると、編み込んでいくとき馴染みやすいです。
その後、短い藁くずを取り除きます。
②作りたいしめ縄の幅に合わせて
竹を切っておきます。
竹が無くても大丈夫ですが、
あると仕上がりがしっかりして綺麗です。
今回は、竹有りと竹無しの両方を作りました。
③こうして一回分ずつ使いやすいように藁を
小分けしておきます。
特に一人で作る時は、片手がふさがるので
小分けしないと大変です。
偶数は12束用意・・これは(一年は12か月)
から来ているそうです。
奇数は5束でも、7束でも良いそうです。
12手、7手・・と言うらしく、
最初は先生が何を言っているのか
解りませんでした。( ;∀;)
しめ縄を作る
④竹に巻き付けて編み込んでいきます。
しっかり握っていないと藁がグダグダになり
綺麗に出来ません。
⑤編み込み(締め込み?)が終わったら
ひもで両端をきつく結びます。
針金でも良いそうです。
⑥両端の藁をハサミで切り揃えます。
大きなしめ縄は2か所縛りました。
⑦しめ縄の下になる部分を綺麗に切りそろえます。
先生の植木バサミが良く切れること(*’▽’)
⑧先生の名誉のため
これは私が作った5手のしめ縄(笑)
笑うしかない不器用さ!
先生も苦笑い~( ;∀;)
しめ縄に飾りをつける
⑨しめ縄の中央に来るように(しめ)を取り付けます。
あまり強く押し込むと切れてしまうので
棒やドライバーなどで隙間を作っておくと
取り付けやすいです。
ちなみに
(しめ)の表面はコチラ。
間違えてはいけません(*‘∀‘)
⑩ゆずり葉をこのような形で
ホッチキスで止めます。
⑪(ウラジロ)シダの葉です。
裏側が白いのでウラジロ
裏側が見えるように置きます。
しめ縄の上にウラジロ、ゆずり葉の順に置いて
針金などで固定します。
完成品
⑫最後に橙を取り付け完成です。
とても立派です(*^^*)
しめ縄を飾る意味とは
元々は神聖な場所と他とを区別するための縄でした。
現在では、神域と現世をさえぎる仕切りの意味があるそうです。
よく神社などで見かけますね
神殿の鳥居に張られる他にも、境内のご神木や
各家庭の神棚にも張られます。
神様を迎える正常な場所を表すためのしるし
そして、お正月に使われるしめ飾りとは、
しめ縄にいろいろな縁起物をつけて作られたもので、
神様を清浄な場所に迎えるための飾り
なのだそうです。
新年に神様を迎えるためのお飾りなんですね(*’▽’)
その年に刈り取られた新しい藁には、
古い年の不浄を払う意味と、
外から災いが入らないように
などの意味が込められているそうです。
しめ縄に付ける飾りの意味は?
今日、先生に教えてもらった
先生のお宅のしめ縄飾りには
ウラジロやゆずり葉や橙を取り付けました。
どんな意味があるのかな?
ウラジロ
裏白と書きます。
裏が白いことから、
「心の潔白さ」と「白髪になるまで長生きする」
ということもあらわす
ゆずり葉
譲葉と書きます。
(ゆずりは)には、「一族の繁栄」の願いが込められています。
橙
みかんも橙も同じでしょ?って思ってましたが(*’▽’)
橙の果実は、熟して冬を越えても、
そのまま木から落ちることなく
2~3年は木の上にとどまる性質があります。そこから、
「代々(だいだい)家が栄えていくように」との意味、願いが
込められています。
飾りに使うものには、それぞれ意味があるのですね。
先生は、もう何十年も手作りしているそうです。
母屋、離れ、蔵、ガレージなど
大小合わせて10個近く作ります。
昔からある風景、伝統って
何とも言えない懐かしさを感じます。
いつまでも
絶えずにいて欲しいと思いました。
来年の今頃も先生と一緒に作りたいな(*^^*)
(自分、もう少し上手くね)(;’∀’)